iDeCo(または企業型DC)の、簡単にリバランスする方法を紹介します。
基本的な考え方としては、
当初決めた配分比率に対して、超過または不足した分を現金資産とスイッチング(預替)します。
なので現金資産を保有していることが前提になります。現金資産の目安としては、資産全体の10%程度あれば十分でしょう。
もう少しわかりやすく書くと、
超過分は、現金資産にスイッチングし、
不足分は、現金資産からスイッチングします。
超過資産と不足資産の間で、スイッチングしようとすると、計算が複雑になりますが、間に現金資産をかますことで、計算は数段簡単になります。
以下に、具体的な計算例を記します。
超過の場合
基準価格が15,000円の商品が、当初の資産200,000円から230,000円になった場合、現金資産にスイッチングするべき数量は以下の数式で求めることができます。
数量=(230,000-200,000)/15,000
あとは、算出した数量(上記の例だと2)を現金資産にスイッチングするだけです。
不足の場合
当初の資産200,000円から170,000円になった場合は、単純に資産の差額(上記の例だと30,000円)を現金資産からスイッチングするだけです。
以上です。
リバランスは絶対に必要と言うわけではありませんが、マメに利確することで着実に資産を増やすことができます。
〈今日の評価額〉
ROBO PRO (ロボプロ) 113,230円
WealthNavi(ウェルスナビ) 116,123円
ON COMPASS(オンコンパス) 112,546円
〈参考〉
日経平均株価 22,882円 (-326)
NYダウ 28,492㌦(+160)